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Arriving Soon

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haigaad (Japanese Edition)

by KamariMiyano on 2018-02-12

 平民(ボトマー=冒険者)‥‥ほぼチンピラの主人公ラサはタイムリープを経験、ハイガード王国のリル姫とカイザード帝国での冒険を二回、それがキッカケに恋に落ちた。
 姫に釣り合うために、士官学校で必死に努力し、成長していく。

【ジャンル:原作開発プロジェクト・映画・SF・ファンタジー・恋愛・コメディ・士官学校・青春】

※この小説はフィクションであり、登場する人物や団体などは、現実とは異なります。

 #ファンタジー #恋愛 #士官学校 #ロイヤルガード #インペリアルナイト#アーティファクト #ロボ

*****
◆映画館

 僕の誕生日に心友が映画に連れてってくれた。
 僕がファンタジー好きなこともあって、実写CGモノの映画らしい。
 ポップコーンとドリンクを買って上映を楽しみに待つ。
 CMと盗撮防止やマナーの画面が出て、映画が始まった。

***
◆ハイガード王国

 俺はラサ、19歳のカラス賊。
 水の民カラス賊は、烏賊から進化した人間に分類される種族。
 人間の四肢に腰から6本のゲソが生えているのが特徴。
 ガキの頃に死にかけた俺は、成長するサイボーグのプロトタイプだ。
 相棒のクロコダイルのクロウを駆る獣騎兵であり、我流・偉海賊八刀流の剣豪だ。
 万年金欠・晴れ男で方向音痴の元ボトマーだ。

*

 目立つのは和風の城。
 城付近には軍事基地らしきハイテクな物も見受けられる。
 木造建築が多く目立つ街並み。
 空を行き交うレガン族の人々。着流しなど、着物を着てる人が多い。

「この辺りの宿でいいだろう」

 突如、宿屋の前にポイッとクロウごと捨てられた。
 守護金竜の出現に人々が、歓迎の意を示している。

「ヤル気があるなら這い上がって来い」

「あとで、様子を見に行くからねー」

「おねーさんがついてるから、リルを迷子にはしないわよー」

 手を振って見送る。
 さて、新しい生活の始まり‥‥か。
 結構[ぬ]んどくせーな。

「部屋は空いてるかい?」

「個室でも相部屋でも空いてますよ」

「個室で頼む」

 大金を持ってる今は、厳戒態勢だ。
 殺気のオーラを漂わせて、人が近づかないように。
 早めに鍛冶屋をみつけたい所だが、迷子になったら困る。
 リルとモナが来るのを待とう。

 部屋に鍵をかける。
 ベッドの奥にバックパックを降ろし、刀も外して並べて、大の字になる。
 クロウも日当りのいい場所を選んで丸くなっている。

***
◆リルの帰還

 レイくんめ、ラサくんをお母様に会わせないように、宿屋に捨ててくるとは‥‥!
 城までメロンくんならあっという間だけど、その宿屋の位置が曖昧。

 私はリル、16歳。レガン族でハイガード現国王の姉に当たる。
 翼のあるレガン族なんだけど、方向音痴の雨女。
 モナに案内お願いするしかないなぁ‥‥。

『おかえりなさいませ、レイド陛下! リル姫殿下!』

 騎士兵士達が敬礼で迎えてくれる。
 一刻も早く、ドクをお父様の所へ連れていかないと。

 集中治療室には、宮廷医師達と、政務の合間に看病に来ていたお母

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