Newsletter Subscribe

Blog & Comments

Arriving Soon

Authors

Basil flowers blooming on the lakeside of virtual memory (PASTEL ORBIT) (Japanese Edition)

by MINORU IZUMISAWA on 2018-09-29

近未来。「脳神経節ナノボット研究部門」に勤める楓と、婚約者の数樹。
 細胞サイズの医療用自律ロボット――ナノボット――を脳神経節へ投与し、誰もが簡易に心身リラックスや精神安定を得ているこの時代において、尚、楓は、漠然とした否定的倫理観を持っていた。
 一方、数樹は、ナノボットの簡易投与術を自分自身に施し、仕事や研究に対する集中力や意識向上させる事は合理的だと話しながらも、楓の反対を押し切る事のない優しいフィアンセであった。
 ところが三日後、楓へ緊急の知らせが飛び込む。数樹がナノボット投与を試み、術中、事故が起きたというのだ。
 意識不明の数樹を巡り、交錯する真実。数樹の意図を確かめる為、奔走する楓。たった一枚の写真から事態は大きく動き始める。それは、何の変哲も無い写真だった。
 ナノボットにより操作された記憶を辿る楓。事件の影には、意外な人物の意図が隠されていたのだった。

Advertisements